検診
永井マザーズホスピタルでは、24週から検診は2週に一回になります。
25週目あたりで胎児スクリーニングという検査を勧められます。
専門医が普段よりも時間をかけてエコーを診て、奇形などを見つける検査です。
もちろん全ての異常を見つけることが出来るわけではありません。
そしてこの検査は自費です。
前回の出産時は絶対受けてねという感じで、検診に行くたびに予約を取ったのかどうか確認され、取っていないと取るように強く言われましたが、今回はゆるーく勧められる程度でした。
ちなみに、前回も今回も私たち夫婦は受けていません。
前回妊娠時は受けるか受けないか迷いました。
病院もすごい勧めてくるし、受けたほうがいいのだろうか。
検査を受けて安心したい気持ちと、何か見つかったらどうしようという大きな不安がありました。
そして夫に相談。
受けるとか受けないとか好きにしなよとか、夫の返答はこんな感じかなと想像しながら相談しました。
返事は
「検査して、それで何か見つかったら生まないの?」
頭を金槌で殴られたような衝撃を受けました。
なにを悩んでいたんだろう。
結果を知ってどうするつもりだったんだろう。
受けるか受けないかしか頭になくて、その先のことまで考えていませんでした。
なんとなくですが、夫のこの発言にそんな深い意味はなかったと思います。
でも私は、夫が私よりもずっとずっと親になる覚悟が出来ているように感じました。
もちろん検査を受けて何もなかったら、100%ではないにしても安心できるし、何か見つかったら出産までにいろいろと準備は出来るかもしれない。
でも私たち夫婦は前回も今回も胎児スクリーニングは受けませんでした。
※これは私たちのお話であって、決して受けないことを勧めるものではありません。
今回はゆるーく勧められるくらいだったので、あまり病院からも言われずに、受けられる週数を過ぎました😓
この頃、世間はコロナでどんどん大変なことになっていました。
新たなコロナ対策として永井マザーズホスピタルから、自宅でも毎日朝晩検温して検診時に提出するように協力をお願いされました。
入館する際には非接触体温計でおでこ検温、風邪症状の有無の確認をされるようになり、検温と同時に入口にはサーモグラフィーが設置されていました。
もちろん手指消毒アルコールもあります(これはコロナ云々以前から設置してあります)。
妊娠が順調に進む喜びと、この先世界はどうなるんだろう、お腹の子が生まれる時日本はどうなっているんだろうという不安を感じながら過ごしていました。